整骨院・接骨院で『レントゲン撮影やお薬をだしてくれませんか？』

 

こんにちは！もと整骨院です。

前回【整骨院と整体院の違い】、前々回【整骨院と接骨院の違い】を

ご説明させて頂きましたが、今回は少数の患者様が『レントゲンはありますか？』、

『〇〇が痛いので薬がでますか？』との質問をまれにされます。

実はこの質問はとても重要で、よくご理解した上でご来院して頂きたいので

今回【整骨院・接骨院でレントゲン撮影や投薬ができるか否か】についてを

投稿しますね。

おそらくこの質問をされる方々は、『整形外科医院』と「整骨院・接骨院」

を同じ所と混同されてると思います。

文字だけで比較すると”整”がついてて、対応できる症状も一部同じであることから

そう思われていると推測できますので、整形外科医院と整骨院・接骨院の違いが

比較できるようにまとめてみました。

 

 

 

	整骨・接骨院	整形外科
資格・免許	柔道整復師（国家資格）	医師（国家資格）
健康保険の取り扱い	○（一部制限有＊）	○
診断権 （病名をつける権利）	なし	あり
医薬品の販売	×	○
投薬・注射の取扱い	×	○
レントゲンの取扱い	×	○
手術	×	○

＊補足

外傷性で明らかな骨折・脱臼（医師の同意を得てから、応急処置は可）、捻挫、打撲、挫傷等の患部に施術を行います。この場合のみ医療保険療養費支給申請ができます。外傷性とは、可動域を超えた捻れや外力に関節等の身体の組織が損傷を受けた状態。慢性でないものになります。

 

 

上記比較したように同じ国家資格でも法律により整骨院・接骨院ではレントゲン撮影や

投薬はできません。

では、整骨院・接骨院でどのようにして外傷性のケガを鑑別、評価して治癒させるのでしょうか？

まず鑑別、評価は・・・・・。

′患者様からよく話を聞きその受傷の原因を明らかにします′

′目視や触知によって患側と健側を比較し腫れ・内出血・熱感・痛み・変形があるかどうかなどを確認′

′整形外科的徒手検査を用いる′

治癒させるには・・・・・。

′整復固定（変形した患部を元の状態にしてギプス固定などをおこなう。）′

′手技施術′

′冷・温罨法（患部を冷やしたり温めたり）′

′物療機器（超音波治療器など）を使用′

′運動療法′

などを用いります。

ということで、お分かりいただけましたでしょうか？

両院違いありますが、患者様のおケガを治癒させる使命は同じです！

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